2013年4月より、新宿の大型店舗から「障がい者雇用支援」を開始。
当初、雇用未達による多額の納付金が課題であり、業務の創出から採用フローの整備が必要だった。
そこで、経営陣と協議を重ね、清掃業務を障がい者雇用の中心に据える方針を決定。
約1年間で20名の採用が必要とされ、3カ月ごとに4名ずつの採用を実施。
精神障がい者を中心に、勤務勤怠管理や定着支援を徹底し、1年半後には正社員登用も実現。
その後、さらにステップアップを促し、精神保健福祉士の取得支援も実施。
加えて、チーム制やリーダー制を導入し、時給制度・評価制度を構築。
障がい者スタッフが働きやすい環境を整えるとともに、現場で発生するさまざまなトラブル( 勤務態度、親との関係、健康状態、恋愛、金銭問題など) にも対応し、円滑な業務遂行を支援した。
新宿各店舗では最大42名の雇用を実現。
さらに、月1回、リフレッシュのために行うスーツ着用期間等も設け、社会性の向上にも注力。
現在は、行政の支援を受けながらセミナーを継続し、人事部と連携した制度設計や業務創出の協議も進行中。